長崎県町村議会議長会(会長 淡田佐々町議会議長)と長崎県離島振興市町村協議会(会長 小金丸壱岐市議会議長)の2団体合同による長崎県知事への要望活動を、令和6年11月27日(水曜日)、長崎県庁で行いました。
会議冒頭、淡田会長から長崎県の馬場副知事に要望書が手渡され、各町から提出された要望事項のうち「高規格道路『東彼杵道路(佐世保市~東彼杵町)の早期実現について」と「学校給食費の無償化について」それぞれ知事の回答を求めました。
馬場副知事からは、東彼杵道路について「環境影響評価には一定期間必要だが早期実現を目指したい。」との回答があり、給食費無償化についても「全国知事会においても国に対して継続的に要望していきたい。」との回答がありました。
また、要望活動後は会場をTHE GLOBAL VIEW長崎に移して「議長・副議長及び事務局長研修会」が行われ、各市町の正副議長、事務局長の44名が参加しました。
「地方議会の制度と政策づくりの課題」と題して、中央大学法学部で、同大学院法学研究科教授の磯崎初仁氏により講演があり、議会の機能は、行政の監視だけでなく、政策形成機能も重視すべきであるとの話がありました。
講演のあとは、馬場副知事により、長崎県が今後目指していくべき姿を実現するためのビジョンや、令和6年度予算に計上している事業などの説明がありました。
研修会後は同ホテルにて意見交換会も開催され、市議会、町議会の垣根を超えて、いろいろな意見が交わされ終了しました。