狸山支石墓群(県指定史跡) 最終更新日:2011年3月4日 弥生時代の人々の墓であり、西日本一帯に散在する。支石墓はドルメンとも呼ばれ、山東半島、朝鮮半島南部に多く分布しており、福岡県4群・佐賀県8群・長崎県12群・熊本県4群・鹿児島県1群が確認されている。 この埋葬方法は、紀元前3~400年の縄文末期、弥生初期に稲作と同じ頃に渡来したもので、日本における稲作文化の薫り高い遺跡である。写真の玉は、昭和32年2月発掘調査時発見の鰹節形大珠(ヒスイ)である。