令和8年度 教育長あいさつ
令和8年度の年度始めにあたり、ご挨拶を申し上げます。
世界の社会情勢の緊迫化、温暖化による自然環境の激変、AIの活用をはじめとするDXの加速化など、まさに将来の予測が困難な「VUCA」の時代に身を置く私たちにとって、ウェルビーイングに生きる能力を育てることは、教育の果たす役割であると考えます。
佐々町の教育は、
「暮らし いちばん!住むなら さざ
~みんなが輝き、みんなが創るまち~」
の実現のために、『「教育・文化」で輝くまち』づくりを目指します。
そのために、心身ともにすこやかに子どもが育つまちを目指した充実した教育環境づくりと、生きがいのある楽しい生活を演出する生涯学習・生涯スポーツ・文化芸術の充実を図ります。
学校教育においては、一人一人の「学ぶ力」を向上させるために、一人一台端末を多様な場面で活用するためのアプリを充実させます。
特にこれからの多様な社会を生きる子どもたちにとって、英語教育は欠かせないものという考えの中で、「話せる英語を学ぶ町づくり」に着手します。今年度は小学校5年生から中学校3年生までに「タイピング英語」アプリを導入し、英語学習と情報活用能力の両面の向上を図ったうえで、小学校5・6年生において「オンライン英会話レッスン」を実施し、英語で会話することへの楽しさを体感する機会を多く作ります。
また、先生方の事務作業負担を軽減し、より児童生徒と関わる時間を確保するために、「テストパーク」アプリを導入することにより、テスト採点時間の軽減と児童生徒の課題把握の効率化を図ります。また、保護者連絡ツール「テトル」に集金機能を導入し、先生方が学校で現金を扱う事務を軽減します。
先生方の働き方改革を進め、一人一人の子どもたちに寄り添う時間を確保したうえで、「NEXT GIGA」の理念に基づいた日常的な運用により、主体的に学ぶ力の育成を図ります。
社会教育では、学校・家庭・地域が連携協力し、子どもの教育を充実するために、佐々っ子応援団の活動推進に加え、部活動の地域展開を推進してまいります。
また、家庭教育講座では、子どもの発達に応じた親の在り方についての学びを深めるとともに、小中学校保護者に対する懇談会を開催します。
昨年度実施した「ながさきピース文化祭」のレガシー継承の意味から、伝統芸能の継承と郷土史学習の推進、瀬戸市との交流継続に取り組みます。
文化自主事業では、「楽しい学び」に関する文化講演会を開催し、大人も子どもも、学ぶことの楽しさを体験できる取組を推進します。
さまざまな事業を通して、子どもから大人まで、多くの町民の方々がつながり、ウェルビーイングを実現できる環境整備に努めてまいりますので、皆様のご理解とご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
令和8年4月
佐々町教育委員会 教育長 富野 毅