新型コロナウイルスの感染を防ぐ3原則(集団での感染を防ぐために)
※新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(令和2年3月9日)「新型コロナウイルス感染症対策の見解」参照
これまでの集団感染は、「換気の悪い密閉空間」「手の届く距離に人が密集」「近距離での会話・発声」の3つの条件が同時に重なった場で発生が確認されています。
この3つの条件ができるだけ同時に重ならないようにすることが対策です。
<集団発生のリスクを下げるための3原則>
1.換気を励行する
窓のある環境では、可能であれば2つの方向の窓を同時に開け、換気を励行しましょう(ただし、どの程度の換気が十分であるかの確立した科学的根拠はまだ十分にありません)
2.人の密度を下げる
人が多く集まる場合には、互いの距離を1~2m程度あけるなどして、人の密度を減らしましょう。
3.近い距離での会話や発声、高唱を避ける
周囲の人が近距離で発声するような場を避けましょう。やむを得ず近距離での会話が必要な場合は、マスクを使用したり、咳やくしゃみによって自分から飛沫を飛ばさないようにハンカチ・ティッシュ・腕の内側などで口と鼻を押さえるようにしましょう。
これらに加えて、こまめな手指衛生、咳エチケットの徹底、共用品を使わないことや使う場合の十分な消毒などの感染予防対策をとりましょう。
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