本計画は、⼦ども・⼦育て⽀援法第 61 条に基づく「市町村⼦ども・⼦育て⽀援事業計画」及び次世代育成⽀援対策推進法第 8 条に基づく「市町村⾏動計画」として乳幼児期の保育・教育、⼦ども・⼦育て⽀援事業、⼦どもの貧困対策など、地域の⼦育て⽀援の充実を図るための施策について、今後の⽅向性を総合的に定めるものです。
佐々町ではこれまで、平成27年度に策定した第1期”さざっ子”育成プロジェクトに基づき、子育て支援に取り組んで参りました。今回、第1期計画が令和元年度で終了することに伴い、「子どもが元気に遊び、学ぶ」「地域で育てる」というキーワードをもとに、第2期”さざっ子”育成プロジェクトを策定しました。
計画期間は令和2年度から令和6年度までの5か年です。また、第 2 期⼦ども・⼦育て⽀援事業計画は、子育て世帯の地域福祉への参画を推進するため、第 1 期地域福祉計画と連動して策定しております。
●アンケート調査
対 象:(1)幼稚園・保育所利用世帯(498世帯)
(2)家庭保育世帯(241世帯)
(3)就学児童世帯(347世帯)
合計 1,086世帯へ配布
※1世帯に1部以上アンケートを配布しないために、末っ子宛にアンケートを配布し、郵送にて回収を行った。
実施期間:平成31年2月(1か月間)※返信用封筒有効期間は同年4月2日まで
配布方法:幼稚園・保育所を利用している世帯については、幼稚園・保育所にて配布し、家庭保育・就学児童の世帯については郵送にて配布。
回 収 数:517通(回収率47.6%)
回収方法:郵送回収(返信用封筒使用)
●アンケート報告会
「佐々町の福祉を考える夕べ」~子どもから大人まで~
趣 旨:第1期佐々町地域福祉計画 第2期子ども・子育て支援事業計画アンケート報告会
開催日時:平成31年4月5日(金) 18時30分から
開催場所:佐々町文化会館 中ホール
※委員会委員だけでなく、幅広くアンケート結果を関係者に報告するための報告会を催行し、約100名の方々に御参加を頂きました。
内 容:1.アンケート結果報告
・地域福祉計画アンケート
・子ども・子育て支援事業計画アンケート
2. 講演「地域福祉計画~子育て支援を含めて~」 講師:吉田洋子
3.フロアディスカッション ~来場者全員で感じたこと、感じることを言葉にしよう~
コーディネーター:長崎県立大学 吉居秀樹 教授
●計画策定委員会
委員会委員は、地域福祉の担い手として活動をリードして頂いている方々に、団体代表としてだけではなく個々人としても参加頂き、毎回活発な
議論を頂きました。
開催回及び開催日 | 次 第 |
第1回 令和元年5月14日開催 | 地域生活課題について (アンケート・ヒアリング結果の報告) |
第2回 令和元年6月14日開催 | 地域生活課題について (ワールドカフェ形式のワークショップ) |
第3回 令和元年7月16日開催 | 地域福祉計画骨子案について 子ども・子育て支援事業計画の基本方針について |
第4回 令和元年8月24日開催 | 地域福祉計画案について 子ども・子育て支援事業計画骨子案について |
第5回 令和元年10月15日開催 | 子ども・子育て支援事業計画案について 地域福祉計画案について |
第6回 令和2年1月21日開催 | 地域福祉計画及び子ども・子育て支援事業計画 答申 |
●小学3、4年生対象ワークショップ
「家のまわり大探検!地域の探検地図を作ろう」
将来にわたり持続可能な地域福祉を担う担い手の育成推進を目的に、子どもたちの発達段階に応じた、外の世界との繋がり(空間)認識の
喚起醸成を図るワークショップを行いました。
場 所:佐々町地域交流センター
日 時:令和元年8月25日(日曜日)午前10時~11時30分
参 加 者:佐々小学校・口石小学校3・4年生の希望者(参加児童13名)
概 要:3グループ(4人、4人、5人)に分かれ、それぞれのグループに配置されたコーディネータを中心とし、学校区毎の地図に自宅位置を
確認し、(1)楽しい場所、(2)危ない・怖い場所について、理由と共に意見を出し合うワークショップを実施。最後にグループ毎に発表
を行った。
●関係者ヒアリング
地域福祉の推進に取り組んでおられる町内の団体・個人(本計画策定委員会委員を含む)の皆さんに、現状の課題と将来の懸念についてヒアリング
調査を行いました。
※各町内会長及び民生児童委員、ボランティア活動をされている方、社会福祉協議会、商工会理事
これまでに開催した委員会等の資料はこちら
●パブリックコメントの実施
募集期間:令和2年2月4日~2月14日
実施方法:佐々町ホームページにて実施